雨やどり〜azurの日記

令和二年、四月。家族が突然死で私の人生からいなくなってしまい、世界が変わってしまいました。「諸行無常」という言葉の意味がわからないけど、今の私には抵抗感しかありません(でもどうやら違うようですね)。後悔、罪悪感、悲しさ、寂しさ、その他雑多な感覚のなかで、意識が継続されることが苦しいです。

家系図

今日は家系図を知りたくなり役所に来ています。

これまでも折に触れ考えたことはありましたが、Aさんが急死したことで色々なことに思いを巡らせるうち、腰を上げなければいけないという思いが強くなりました。

 

直近のところまで遡り、あとは違う自治体の管轄になってきた為(その事も知らなかった)、この前を遡るための動き方や資料を用意してくれるということで、今は待機時間です。

 

父と母とそれぞれにデータを出してもらっているのですが遡るほどに複雑になってきて、枝分かれしていく部分はどこまで遡ったほうが良いのか判断が難しくなってきました。

(皆さん家系図を作る時どうしているのでしょうか?)

 

じつは昨日、急死したAさんの生家に行きお骨と会ってきました。私も仕事の際にそこに時々泊めてもらったことがありとても懐かしいのですが、見慣れた室内の様子とは一変していて少し寂しくなりました。

今ではAさんの息子夫婦と子供たちの生活の場になっています。もうAさんの知る頃の様子とは変わっていました。また、0歳のゴールデンレトリバー犬が新しく飼われていて、約2ヶ月少し前に飼い始めたということですがAさんはそのことも知らずに亡くなっています。

とても賢そうで人懐こいかわいい犬でした。

 

Aさんと私は2匹の犬と1匹の猫と一緒に暮らしており、Aさんは犬猫たちをとても可愛がってお世話していました。

これからはAさんの知らない思い出が新しく積み上がることになるのだと思うとさみしく感じます。